介護の現場では本当にたくさんの色々な性格を持った人がいます。
明るく元気で優しく教えてくれる先輩職員はとても貴重な存在ですね。
逆に無視をしたり陰口などで他人を攻撃する人、このような人たちはなるべく関わりたくありません。
それでは要注意人物を3タイプにわけて紹介します。
またそれらの人たちへの対応方法も考えていきましょう。
性格1:善意の押し売り!説教人間タイプ
あなたの施設にこんな人はいませんか?
理想の介護ビジョンがあり現実とかけ離れた提案をしてくる人、新人の仕事の不手際に対して長々と説教してくる人、聞いてもいないのに自分の経験をたくさん長々と話してくる人
例:ベテランの介護職さんが新人の人に丁寧にアドバイスをしてくれるのですが、業務時間中に長々とアドバイスをされて仕事業務が時間中に終えることが出来なかったり、休日にもかかわらず電話でアドバイスを受けることもありました。この場合アドバイスを受けること自体が新人にとって負担に感じてしまいます。
説教人間の特徴
- 言い方がとにかくきつい
- 正論で強引
- アフターフォローがない
言っていることは確かに正論です。
ご本人は良かれと思ってアドバイスをするのですが面倒見が良すぎて長時間に及びますし、正しいことをしているという認識なのでとても活き活きとアドバイスをしてきます。
人によってはアドバイスだけではなく長い説教になるようなこともあります。
簡単に言うと善意の押し売りです。
こういう人と長く時間を過ごしてくると逆にしんどいなと思ってしまいます。
このタイプの特徴として、言っていること自体は間違っていませんし善意で行っているので、それが逆に非常に厄介です。
このタイプの人の目的は”改善して欲しい”・”良くなって欲しい”そういった気持から行っています。
本人はただアドバイスをしているだけ注意をしているだけという認識です。
ただ、残念なことにその情熱があまりにも強すぎるので表現が強いことに気が付いていないのです。
説教人間との対応方法
きつい言葉や口調を無視して話の内容に集中すること
こういったタイプとうまく付き合うコツは話の重要なポイントに集中をしつつ、それ以外の部分はある程度、気楽に聞き流して時間が過ぎるのを待ちましょう。
少し気楽にやり過ごすというのが非常に重要です。
またアドバイスの内容自体はしっかりと受け止めて改善をしていきましょう。
性格2:快楽目的!攻撃型人間タイプ
残念なことに介護の現場には攻撃だけをしてくる人もいます。
これが攻撃型人間タイプです。
攻撃の強さは人によって違いますがどこの施設でも最低一人はいるのではないでしょうか?
攻撃人間の特徴
- とにかく理不尽なこと
- 攻撃の目的は感情的に怒り満足すること
この人たちは攻撃をすることで自分が優位に立ちたいのです。
自身が満足し気持ちよくなることがゴールとなっています。
例えば、挨拶をしたら無視したり申し送りについて質問をしたら、自分で考えたら?と拒否をします。こういった理不尽なことをする人たちがこのタイプに当てはまります。
こうした人間の「自分で考えたら」という発言は自主的な思考を促す教育目的ではなく、単なる嫌がらせ目的です。
このような攻撃型人間の見分け方ですが、その発言にしっかりとした意図や理由があるのか?といったところで見分けられます。
理由がある場合は説教人間、理由がない場合は攻撃人間と判断します。
無視や嫌味に何の意味もありませんので、ただただ攻撃することが目的の発言です。
一方、仕事に熱い情熱的な上司の人も結構厳しい発言や言葉を言ってきたりすることもあります。
ただ、こうした情熱型上司の場合はその背景にアドバイスや注意をすると言った、れっきとした目的があるので攻撃人間とは似ていますが全く異なるものです。
攻撃人間との対応方法
- できるだけ遠ざける
- 周囲と協力して攻撃をできないようにさせる
上司に相談をしたり攻撃されている人に全員で見方をする
性格3:一番怖い!魔性の八方美人タイプ
このタイプですが、パッと見であの人は社交的で良い人だ、常識を持った人だと好印象を持つでしょう。
一見すると全く攻撃的ではないのですが実は一番怖いタイプです。
このタイプは自分が気に食わない人に対しては容赦がありません。
そして他の人からは良い人のまま攻撃をしてきます。
例えば、「○○さんはあなたの事嫌いらしいよ」と伝えてきたり、裏で施設長などにその人の仕事でのミスや間違っていることを告げ口する、こんな方法で攻撃してきます。
信頼していた同僚が実は自分の悪口を陰で言っているというパターンです。
女性が多い職場ではこの八方美人タイプが一番多いかもしれません。
八方美人の特徴
- 普通の友達として接してくるので見分けがつきにくい
- 自分の立場が悪くなるとターゲットに押し付ける
- 本心を表さずあからさまな攻撃を行わない
周囲からはいい人と見えていますのでこのタイプを敵に回すと本当に厄介です。
一見、良いことをしているように見せて周囲をコントロールしながら、じわじわと標的を攻撃してきます。
恐ろしいのは攻撃自体に気づきにくいという所と、気が付いたら時すでに遅しもう包囲網が出来ている状態です。
そして、しまいには相談する相手すらいなくなっているということです。
こういったところが非常に恐ろしいところです。
八方美人との対応方法
- まずはこういう人も世の中には存在するということを認識すること
- ターゲットにならないこと
では、どういった人がターゲットになりやすいのでしょうか?
一般的には次のような人たちがターゲットになりやすいようです。
ターゲットになりやすい人の性格や特徴
- はっきりしゃべらない
- 会話の主導権を握らせる
- 自分の意見がない、伝えない
- 自信が無さそうに、おどおどしている
自分の主張をせず自信がなさそうにおどおどしている、理不尽なことを言われても言い返せない、職場でのコミュニケーションが少なくそもそも相談相手がいないことです。
もちろんこうした条件に当てはまっただけですぐにターゲットになるわけではありませんが、こういった特徴がある方は是非注意をしてできるだけ改善をしておくと良いと思います。
巻き込まれてしまったら環境を変えてみてはどうですか?
まとめ
- 善意の押し売り!説教人間 ― 攻撃してくる人でも中身があるなら取り入れて改善する
- 快楽目的!攻撃型人間 ― ただただ攻撃してくる理不尽な人からは逃げるが勝ち!
- 一番怖い?魔性の八方美人 ― 表向き良い人でも裏で攻撃するタイプもいるということを知る!
上述した対応の方法は対処療法でしかありません。
こういった人たちが職場にいないことが一番良いことだと思います。
職場のリーダーは職場の環境の改善を含め意識して頂ければと思います。
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