介護職員でも悩みを抱えながら働いている人はたくさんいます。
プライベートを仕事に持ち込むなとは言われますが、そう簡単に割り切れるものでもありません。
もし同僚にそのような人がいたら助けてあげたい、救ってあげたいと思う心優しい人もいるでしょう。
しかし絶対に助けてはいけない人もいます。
その人の特徴をご紹介します。
○○してない人を助けると、自分が損をする
2018年のミシガン州立大学のチームが行った研究ですが様々な業界で働く21~60歳までの人たちを集めて10日間の観察研究を行いました。
参加者に対して今までどれくらい同僚や友達などを助けたか、あるいは助けられたかということをチェックしています。
また調査内容の中には他人を助けた時に自分が損したりダメージを受けている状況についても調べています。
その結果、絶対に助けてはいけない人の共通点が見えてきました。
その特徴とは…
助けを求めていない人を助けるのはただの自己満足だった
心優しい介護職員さんはきっと誰かの役に立ちたいと考えていると思います。
しかし時として、相手が助けを求めているわけでもないのに助けてしまうことはありませんか?
これはかなり危険なようです。
この研究によると相手から助けてほしいと求められているわけでもないのに、こちらから親切で相手を助けてしまうと相手から感謝されることが非常に少なくなり、助けた相手の自尊心の低下まで起きたそうです。
つまり、助けを求めていない人を助けると、相手から感謝されることはありませんし、相手の自尊心を低下させてモチベーションを下げてしまいます。
たいして感謝もされないし相手のやる気も下がっているので、こちらも一緒にやる気がなくなってしまいます。
良かれと思ってやった行動ですが結局は助けられた側も助けた側も損をしてしまいます。
研究チームのコメントとしては、自分が求めているわけでもないのに他人から助けられると自分の能力に疑問を持つようになってしまうそうです。
これが職場であればモチベーションは低下して自ら動く人が少なくなってしまいます。
結果的にそれぞれの人生だけでなく組織全体に対しても暗い影を落とすことになると指摘されています。
介護スタッフが働きやすい職場の環境づくり
助けを求めることができる環境を作ることはとても重要です。
ですが求められてもいないのに相手を助けてしまうと、それは相手の能力を見くびっていると感じさせてしまいます。
大事な点は
- 求められるまでは助けないという姿勢
- 自分にできることがあればいつでも手伝うよと伝えることです。
助けが必要になった時にいつでも助けを求めやすい人になってください。
悩んでいる人への対応
人に頼み事をできないとか頼みごとをされると断れないという人もいると思います。
当然ですが人を助けたり優しく接したり与える人の方が人生も豊かになりますし、人生の中でもやはり良い選択をすることができるようになります。
自分1人でできることは限られていますので、どうしたら相手が気持ちよく受け入れてくれるのかということを考えるということがとても重要です。
人は本能的に自分が助けた相手を好きになるようにできています。
ですから上手に頼みごとをすることができるようになれば、頼み事をした相手から好かれるということになります。
助けてもらえる上にその人たちから好かれるということになります。
【注意】利用されるだけの人間になるな!
今回は絶対に助けてはいけない人の特徴について紹介させてもらいましたが、助けを求めることが苦手な人も多いと思います。
職員のメンタルケアは上司の仕事の範囲内になるので適切なかかわりを持つようにしてください。
また、助けを求められた時に断ることが苦手な人も多いと思います。
なんでも引き受けて結局自分の時間が無くなってしまう人です。
そんな人には断る技術もちゃんと学んでおいてもらいたいと思います。
いつでも助けるけれど、それは自分の出来る範囲でと考えられるようになっておかないと、皆さんを都合よく利用してくるだけの人がいます。
しかし、このような人は断ることで自分の印象が悪くなると考えがちです。
実は、はっきりと断っても印象が悪くならない方法もあります。
それはまた別の記事でご紹介したいと思います。
[…] 【面倒見の良い人】介護現場で○○な人には絶対に手を差し伸べるな! […]
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